猫を飼えない人でもできる猫ボランティア3選【殺処分ゼロに貢献する】

猫を飼えない人でもできる猫ボランティア3選【殺処分ゼロに貢献する】

保護猫を家族に迎えたい、猫の殺処分を何とかしたい。でも、猫を飼うことができない。そんなジレンマに悩む方は多いと思います。

保護猫の里親が増えればいちばんいいのですが、里親にならなくてもできる猫ボランティアがあります。それは、「猫のボランティア活動を支援して殺処分ゼロに貢献する」という方法です。

そこで今回は、猫を飼えない人でもできる猫ボランティア3選をまとめてみました。

【1】お金と物資の寄付で猫ボランティア

【1】お金と物資の寄付で猫ボランティア

保護猫活動やシェルターの運営はとにかくお金がかかります。ボランティアスタッフが自腹を切って活動している場合もありますが、「寄付」でまかなわれていることが多いです。お金を寄付することもできますし、物資を寄付することもできます。いくつか方法があるのでご紹介します。

保護団体に寄付をする

野良猫のTNRや里親探しに取り組む保護団体へ寄付をすることで、活動を支援することができます。

公益財団法人どうぶつ基金
「さくらねこ無料不妊手術事業」は注目を集め、全国各地で猫の殺処分ゼロをめざした活動を展開しています。毎月(1,000円~)か1回のみ(2,000円~)の寄付かを選択し、クレジットカードか口座振替で寄付をすることができます。寄付金額は寄付金控除の対象にできます。
https://www.doubutukikin.or.jp/contribution/

クラウドファンディングで支援する

新しい保護猫シェルターや保護猫カフェを作りたい団体や個人が「クラウドファンディング」で支援を募っています。挑戦的なプロジェクトを応援することで、いっしょに夢をかなえる喜びを味わえるのがおもしろいところです。クラウドファンディングサイトで「保護猫」などと検索してみてください。

CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/

Makuake
https://www.makuake.com/

ふるさと納税で自治体を支援する

「ふるさと納税」で自治体が取り組む犬猫の殺処分ゼロ事業を支援することができます。

愛知県名古屋市「目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄附金」
寄付金は動物愛護センターにいる犬猫のごはん代や医療費にあてられます。平成28年度に犬の殺処分ゼロを達成、猫の殺処分ゼロをめざしています。

寄付受付ページ:http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000081451.html

兵庫県神戸市「動物愛護支援事業(犬猫と共に幸せに生きるまちにしたい!)」
平成29年に「人と猫が共生できるまち」をめざす条例が施行され、猫の殺処分数が大幅に減少。野良猫の不妊去勢手術や里親への譲渡にも取り組んでいます。

寄付受付ページ:https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/animal/furusato-tax.html

物資を寄付する

保護猫カフェや保護猫シェルターでは、ごはんなどの物資の寄付も募っています。猫ちゃんの健康管理のため、メーカーが指定されていることがほとんどなので気をつけましょう。

例えば動物愛護団体ランコントレ・ミグノンの場合、amazonのほしいものリストを公開しています。ここから寄付したい品物を選んで決済することで、ランコントレ・ミグノンに届けられる仕組みになっています。

特定非営利活動法人ランコントレ・ミグノン
https://rencontrer-mignon.org/support/item/

【2】シェルターや自宅で猫ボランティア

【2】シェルターや自宅で猫ボランティア

普段は仕事があってなかなか時間が割けないけど、もっと保護猫のために何かしたいという方は「保護猫活動」や「譲渡会」のお手伝いをしてみましょう。ずっと飼うのは難しいけど…という方は「一時預かりボランティア」がおすすめです。

保護猫活動・譲渡会のお手伝い

野良猫を捕獲してTNR(不妊去勢手術をして元の場所に戻すこと)をする、TNR後の地域猫の管理、保健所から猫を引き出して里親を見つける、シェルターで過ごす猫ちゃんたちのお世話など、ボランティアスタッフとして保護猫活動をお手伝いすることができます。各地域の保護団体のホームページで募集情報をチェックしてみてください。

一時預かりボランティア

一時預かりボランティアとは、新しい飼い主が見つかるまでの間だけ、自宅で保護猫のお世話をするボランティアです。保護猫シェルターでお世話できる猫ちゃんの数には限りがあるため、一時預かりできる家庭を増やすことも重要なんです。

保護団体や動物愛護センターなどのホームページで募集要項を確認できるので、「一時預かり 猫 地域名」で検索してみてください。

【3】買い物やお出かけで猫ボランティア

【3】買い物やお出かけで猫ボランティア

もっと手軽にできる猫ボランティアの方法があります。たくさんの人のちょっとずつの気持ちで、殺処分される猫ちゃんを減らせるといいですね。

寄付金付きの買い物をする

愛猫のための買い物やかわいい猫グッズの購入が保護猫活動の支援につながります。オンラインショッピングで気軽に利用できるのも魅力です。

フェリシモ猫部
オリジナル猫グッズの売上の一部が全国の保護猫活動を行う団体へ寄付されます。
https://www.nekobu.com/

猫壱
猫ちゃん用おもちゃや食器を販売。会員登録することで5円が保護団体へ寄付されます。
https://www.necoichi.co.jp/

ぽぽねこ
ハゲにくい優しい猫首輪を販売する「ぽぽねこ」でも寄付ができます。売上の一部を公益財団法人どうぶつ基金へ寄付し、殺処分ゼロ活動に貢献しています。
https://www.poponeko.jp/

保護猫カフェに遊びに行く

保護猫と遊べる「保護猫カフェ」は、遊びに行くだけで支援になります。入場料を支払うことで、猫ちゃんのごはん代や医療費などにあてられます。かわいい保護猫と遊べるのでおすすめです。

[東京・岐阜・大阪]ネコリパブリック
https://www.neco-republic.jp/

[愛知]保護猫カフェ ヘミングウェイ
https://kurashisha.net/hemingway/

チャリティーイベントに参加

猫好きのための猫をテーマにしたチャリティーイベントが全国各地で開催されています。猫グッズやスイーツを購入することで、地域猫活動を行う団体へ寄付することができます。保護猫の譲渡会も行われます。

[神奈川]わんにゃんマルシェ
https://www.facebook.com/wannyanmarche/

[大阪]にゃんともニャンズマーケット
http://nyan-tomo.com/

※新型コロナウイルスの感染症拡大の防止のため、イベントが中止になる場合もあります

まとめ

猫を飼えなくても、猫の殺処分ゼロのためにできることはたくさんあります。

お金を寄付したり、保護猫活動に参加したりするのはちょっとハードルが高いと感じたら、買い物やお出かけで支援することもできます。

ちょっとずつ、みんなの力が集まればたくさんの猫ちゃんが幸せになれるはずです。無理なくできる猫ボランティアを始めてみませんか?

というわけで、今回は「猫を飼えない人でもできる猫ボランティア3選【殺処分ゼロに貢献する】」の話をしてみました。
参考になれば幸いです。

では、また。

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株式会社ぽぽねこ代表取締役。長年、ペット業界に従事。動物愛護団体への寄付を通じて、 猫の殺処分ゼロ活動を支援している。

プロフィール

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