もしも猫の飼い主が新型コロナに感染し入院してしまったら【飼い主の入院時に備える】

もしも猫の飼い主が新型コロナに感染し入院してしまったら【飼い主の入院時に備える】

志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。

私も加トちゃんケンちゃん世代、ドリフ大爆笑育ちなので、大きすぎるショックを未だ受けとめきれていません。

大の動物好きで知られる志村けんさんは、わんちゃんと暮らしていたそうで、入院の際は家政婦の女性に「犬の世話を頼む」と伝えていたそうです。

新型コロナウイルスに限らず、飼い主が緊急入院しなければならなくなったら、猫ちゃんやわんちゃんのお世話はどうすればいいのでしょうか?

飼い主の緊急事態はいつやってくるかわからない

飼い主の緊急事態はいつやってくるかわからない

志村けんさんの場合は、家政婦の女性にわんちゃんのお世話を頼むことができましたが、もしひとり暮らしだったら、家族もいっしょに隔離されてしまったら……。

新型コロナウイルスに限らず、緊急事態はいつやってくるかわかりません。「いつか」のために猫ちゃんの預け先を確保しておきたいものです。

新型コロナウイルスに感染してからでは遅い

いざという時に猫ちゃんを預けられるところはありますか? どこかに預けるにしても、ごはんはどれくらい食べるのか、持病はないかなどの情報もまとめておかなくてはなりません。

これらすべてを入院の直前にこなすのは無理があります。緊急事態に備えて、普段から備えておくべきです。

飼い主の入院は飼育放棄の理由1位

飼い主の入院は飼育放棄の理由1位

「犬の飼育放棄問題に関する調査から考察した飼育放棄の背景と対策」(NPO法人・人と動物の共生センター理事長奥田順之氏ほかによる動物臨床医学会発表資料)によると、飼育放棄の理由の1位は「飼い主の死亡・病気・入院」で26.3%を占めています。

上記はわんちゃんの例になりますが、ペットと暮らす高齢者が増えるに従って「飼い主の死亡・病気・入院」による飼育放棄が増加傾向にあるようです。

飼育放棄された猫ちゃんやわんちゃんが保健所や動物愛護センターに収容されれば、最悪の場合は殺処分されてしまいます。飼い主さんにとってもやりきれないことだと思います。

猫ちゃんのために今すぐ備えておこう

猫ちゃんのために今すぐ備えておこう

新型コロナウイルスの脅威は、もはや他人事ではありません。緊急入院しなければならなくなったときのために今すぐに備えましょう。

預け先を確保しておく

猫ちゃんの年齢や健康状態によっては、ペットホテルに預けられない場合もあります。また、年度内のワクチン接種、ノミ・マダニ駆除が必須条件なことがほとんどなので気をつけましょう。避妊去勢手術を受けていない猫ちゃんも確認が必要です。

ペットホテル以外にも、動物病院、ペットシッター、友人、知人など信頼できる預け先を確保しておきましょう。

できれば事前に「慣らし」も

元保護猫には人見知りの子が多く、預け先に困るという話をよく聞きます。緊急事態に備えて、ペットホテルや友人・知人の家などで「慣らし」でお泊りをしてもらうと安心ですね。

猫ちゃんの健康手帳を用意しておく

ペット健康手帳人間の赤ちゃんなら「母子健康手帳」に身長や体重、病歴、ワクチン接種履歴が記録されています。猫ちゃんにも「健康手帳」を用意しておくと、緊急で誰かにお世話をお願いするときに役立ちます。

かかりつけ医、普段食べているごはん、ごはんの時間、好きなおやつ、好きなおもちゃ、性格などをメモしておけばスムーズですね。

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ヘルプリストを作っておく

飼い主が身動きが取れなくなることも考慮して、猫ちゃんをペットホテルに連れていく人、ペットシッターに連絡する人なども確保しておきましょう。具体的に誰に何をお願いできるか、連絡先とともにリストにしておけば、いざというときに慌てません。さらに、猫の飼い主さん同士で情報共有できれば安心です。

レスキューカードを携帯する

もし、猫ちゃんを家に残したまま入院することになったら……。誰も猫ちゃんの存在に気づかなければ餓死の危険があります。そうならないために、家に猫がいることを伝える「レスキューカード」を携帯しておきましょう。信頼できる家族や友人の連絡先を書いておけば、緊急時に連絡してもらえます。

メモ用紙などで構わないので、免許証や身分証明書の近くに入れておきましょう。

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飼い主の死にも備える

猫ちゃんを遺して死んでしまったらどうしよう、と心配する飼い主さんも多いです。家族や友人など、信頼できる人に託せればいいのですが、なかなか難しいこともあります。保健所や動物愛護センターへ連れていかれないように、猫ちゃんの里親を探してほしい旨と、信頼できる保護団体の連絡先も添えておくと安心です。

ご近所づきあいも大切に

猫がいますステッカーご近所にも自宅に猫がいることを伝えておきましょう。挨拶をする程度のつきあいでも、いざというときに猫が置き去りにされていることに気づいてもらえるかもしれません。急病時だけでなく、災害時にも役立ちます。

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まとめ

志村けんさんは入院からわずか10日で亡くなりました。

新型コロナウイルスに感染してしまったら、すぐに入院しなければならないかもしれません。なにが起こるのか、誰にもわからないのです。

もし、猫の飼い主が一人暮らしだったら、遺された猫ちゃんは誰にも気づかれずに餓死してしまう危険があります。保健所や動物愛護センターに収容されて殺処分されるかもしれません。

猫ちゃんを辛い目にあわせないためには、猫ちゃんの健康手帳やヘルプリスト、レスキューカードがやはり重要です。

志村けんさんの死はとても悲しいですが、改めて猫の飼い主がすべき緊急時の備えについて考えさせられました。

いつも優しい笑顔で動物をなでていた志村けんさんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

というわけで、今回は「もしも猫の飼い主が新型コロナに感染し入院してしまったら【飼い主の入院時に備える】」の話をしてみました。
参考になれば幸いです。

では、また。

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株式会社ぽぽねこ代表取締役。長年、ペット業界に従事。動物愛護団体への寄付を通じて、 猫の殺処分ゼロ活動を支援している。

プロフィール

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  1. KAZU ぽぽねこ代表KAZU ぽぽねこ代表

    ペット保険のアニコム ホールディングス株式会社さんが、飼い主さんが新型コロナに感染した際に無償で預かってくれるプロジェクトを開始したそうです。
    感染しないことが一番ですが、万が一のときにとても心強いですね!

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000028421.html